2012年10月


『ハックルベリフィンの冒険』という小説があります。

トム・ソーヤなどを書いた人の本です。

ハックルベリフィンは、とても自由な少年です。

規則に縛られる事を嫌います。

というか自分の判断で行動します。

小さな船で旅をする場面があって、

ある黒人も一緒なんです。

黒人は当時差別されていました。

黒人を匿うことは罪になります。

でもハックは旅をする中で、彼はとても面白い奴だと気が付きます。

旅の途中彼は黒人を引き渡さなければならなくなります。

でも彼は嘘を付いて引き渡さないんです。

少し違うかもしれませんが確か『おいらには、こいつがどうしても悪い奴には思えねぇ。それで罪になるならおいらは悪魔にでもなってやる』

というようなセリフが書かれていました。


私の頭の中には、

いつもハックルベリフィンがいて、

『おまえはどうする?』

と聞かれているような気がするんです。




<< 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11